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COPD(慢性閉塞性肺疾患)

概要

outline

COPDとは慢性の咳、痰、息切れなどを主な症状とする病気で、主に喫煙歴のある方に起こります。以前は肺気腫や慢性気管支炎と呼んでいました。タバコに含まれる有害物質により気管支や肺に炎症が起こり、肺の構造が壊れていきますが、ある程度進行するまでは自覚症状がありません。40~50代以降に症状が出始めた時には肺の破壊はかなり進行していて、禁煙してもよくなる事はありませんので早く禁煙する必要があります。

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検査

examination

肺機能検査や胸部X線を行います。胸部CT検査を行えば肺がどの程度壊れているかを確認する事ができます。

治療

medical treatment

まずは進行を食い止めるための禁煙が必要です。息切れで日常生活に支障をきたす場合は気管支拡張剤の吸入薬を処方します。また喘息の合併も多いため必要に応じてステロイドの吸入薬も処方します。病気が進行すると息切れのため運動も難しくなり、その結果筋肉が衰え、やせが進行し、さらに息苦しさが進行するという悪循環に陥ります。そうならないよう、食事療法、栄養療法、運動療法などの呼吸リハビリテーションを行います。低酸素血症が進行した場合は在宅酸素療法が必要となります。感冒など感染を契機に急激に呼吸状態が悪化することもよくみられますので、インフルエンザ、肺炎球菌、RSウイルスなどのワクチン接種が推奨されています。

当院で行える検査

血液検査、尿検査、心電図、ホルター心電図(予約制)、血圧脈波検査、胸部X線、腹部X線、腹部エコー(超音波)、骨密度、肺機能検査、呼気一酸化窒素(NO)検査、呼気一酸化炭素(CO)検査、終夜睡眠ポリグラフィー(予約制)

診察時間

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  • ※第1・3・5土曜 鶴田(呼吸器)​

  • ※第2・4土曜日 中村(消化器・肝臓)

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